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(往路)第101回 箱根駅伝 区間分析

2025年1月2-3日に開催された第101回箱根駅伝の各区間の途中通過タイムを分析しました。
データは日本テレビ箱根駅伝番組公式サイトの記録速報ページを参照しています。

1区

1区新井選手は区間19位と本来の実力を発揮しきれない残念な結果となってしまいました。序盤に中央大学の吉井駿恭選手が集団から抜け出した後、一度は関東学生連合の片川選手とともに集団から抜け出しましたがほどなくして新井選手は集団に戻りました。
新井選手の状況に応じた判断を否定する気は全くありませんが、片川選手と一緒に逃げていても面白かったかもしれません。片川選手の大手町から蒲田の1㎞平均は2:55ですので新井選手の実力的にはそこまで無理せず付いていけたでしょうし、どこかの段階でスパートすることもできた気がします。あくまで「たられば」「結果論」ですが…。いずれにしても吉井駿恭選手、片川選手はすごいです。

2区

2区のマイナ選手は序盤の単独走でペースをつかめなかったのか、本人的には納得のいかない区間13位となりました。区間新記録を出した東京国際大エティーリ選手、創価大吉田響選手、青山学院大黒田旭選手の3人に共通していることは「横浜駅前から権太坂」よりも「権太坂から戸塚中継所」の方が1㎞平均タイムが速いことです。2区を攻略するには「権太坂は早いながらも余力をもって登り」ラストの「戸塚の壁でスパートしタイムを稼ぐ」なのかもしれません。
この付近に住んでいて権太坂も戸塚の壁も知る私には到底理解できないですが…。


3区

3区に出走した上山選手は区間12位と病み上がり(肺気胸とのこと)にもかかわらず健闘してくれました。この区間は序盤の下り基調を速いペースで突っ込み、中盤を耐えラスト再びペースを上げるという走り方になるのでしょうか。区間11-20位の選手は後半苦戦している印象ですが、上山選手は安定したタイムを刻めたようです。万全の状態であれば区間1桁も十分狙えたのではないでしょうか。

4区

4区に出走した手塚選手は緊張からか思うような走りができず区間19位となりました。後半は挽回したものの終始1km3分台の苦しいレースとなりました。本来持っている能力は高く首脳陣の信頼も厚い選手なので来年のリベンジを期待しています。区間賞を獲得した青山学院大の太田選手は序盤からハイペースで入り、登りが続く酒匂橋から小田原中継所も1㎞3分を切るペースで走っています。(酒匂橋から小田原中継所を3分を切るペースで走ったのは太田選手と区間2位の國學院大青木選手の2人だけ)

5区

5区を当日変更で急遽走ることとなった田口選手は苦しい走りとなってしまいました。1年生で箱根駅伝に出場できること自体がすごいことで首脳陣の期待の高さが伺えます。来年リベンジする機会があるのであれば1時間12分台を目指してもらいたいです。区間新を記録した青山学院大の若林選手はただただ速かったです。

往路順位推移



横浜市在住の2児の父

消費財メーカーでデータアナリストをしている横浜市在住の2児の父(40代)です。趣味である大学駅伝のデータを調べます。