メーカーでデータアナリストをしている筆者(専修大学ファン)が、2023年1月2日・3日に行われた第99回箱根駅伝をデータで振り返ります。まずは我が母校の専修大学編です。
1区 大手町~鶴見(21.3km)
千代島宗汰(2年)
区間記録 1:04:29 区間20位(21番目)
区間1位とのGAP +0:01:45
持ちタイム(1万m) 29:52.61 20位/20人中
持ちタイム(ハーフマラソン) 1:04:55 18位/19人中
区間記録をハーフマラソンに換算 1:03:52 GAP -0:01:03(短縮/7位)
途中LAP
蒲田(15.2km地点) LAP 20位(21番目)
蒲田-鶴見中継所(21.3km地点)LAP 20位(21番目)
今回千代島選手は、木村選手と田島選手の欠場により急遽代役の代役として出走したものの、準備不足感は否めず区間最下位となってしまいました。しかしながら、区間1位とのタイム差は1分45秒と僅かに留めたことや、区間記録をハーフマラソンに換算すると持ちタイムを1分以上縮めている(19人中7番目にいい)ことから、十分健闘したと言えるのではないでしょうか。本来は4区を走る予定だったようですが、この先力がつけば来年も1区など往路の重要区間を任せてもいいのではないでしょうか。
2区 鶴見~戸塚(23.1km)
ダンカン・キサイサ(2年)
区間記録 1:09:05 区間16位
区間1位とのGAP +0:02:43
持ちタイム(1万m) 28:11.79 9位/21人中
持ちタイム(ハーフマラソン) 1:03:04 11位/19人中
区間記録をハーフマラソンに換算 1:03:06 GAP +0:00:03(遅れ/11位)
途中LAP
横浜駅前(8.2km地点) LAP 17位
横浜駅前-権太坂(15.2km地点)LAP 16位
権太坂-戸塚中継所(23.1km地点)LAP 14位
キサイサ選手の持ちタイムの順位を考えるともう少し上位の記録を期待したかったのですが、12月の記者会見を発熱で欠席していることから調整不足でレースに臨んだと思われます。前半は抑えめでしたが徐々に順位を上げ、権太坂から戸塚中継所までのLAPタイムは14位と後半の苦しい状況で見事に順位を上げています。
3区 戸塚~平塚(21.4km)
成島航己(4年)
区間記録 1:03:45 区間15位
区間1位とのGAP +0:01:54
持ちタイム(1万m) 29:32.59 20位/21人中
持ちタイム(ハーフマラソン) 1:03:38 10位/20人中
区間記録をハーフマラソンに換算 1:02:51 GAP -0:00:47(短縮/12位)
途中LAP
藤沢(7.6km地点) LAP 17位
藤沢-茅ヶ崎(14.3km地点)LAP 18位
茅ヶ崎-湘南大橋(18.1km地点)LAP 15位
湘南大橋-平塚中継所(21.4km地点)LAP 13位
今回成島選手は、キャプテン髙瀬選手のケガにより代役で出走しました。順位は区間15位というやや残念な結果でしたが、区間1位との差は1分54秒と決して悪くないうえ、区間記録をハーフマラソンに換算すると持ちタイムを47秒縮めているので(20人中12番目にいい)、十分に役割は果たしたのではないでしょうか。序盤のLAP順位は下位でしたが、後半徐々にLAP順位を上げラストの湘南大橋から平塚中継所は13位という追い上げを見せてくれました。
4区 平塚~小田原(20.9㎞)
新井友裕(1年)
区間記録 1:05:46 区間19位(20番目)
区間1位とのGAP +0:05:46
持ちタイム(1万m) 29:22.73 17位/20人中
区間記録をハーフマラソンに換算 1:06:23
途中LAP
二宮(8.9km地点) LAP 20位(21番目)
二宮-酒匂橋(15.2km地点)LAP 19位(20番目)
酒匂橋-小田原中継所(20.9km地点)LAP 19位(20番目)
新井選手は期待の1年生ではありますが、登り基調のコースに苦戦を強いられたようで序盤・中盤・後半いずれのLAPタイムも下位に低迷しました。1年生でありながら1万m を29分22秒で走る力を持った選手なだけに、長距離への対応力を身につけて来年リベンジしてくれることを期待したいです。
5区 小田原~芦ノ湖(20.8㎞)
冨永裕憂(4年)
区間記録 1:15:30 区間16位(17番目)
区間1位とのGAP +0:05:26
持ちタイム(1万m) 29:41.22 16位/19人中
持ちタイム(ハーフマラソン) 1:05:27 16位/17人中
区間記録をハーフマラソンに換算 1:16:35 GAP +0:11:08(遅れ/14位)
途中LAP
函嶺洞門(3.5km地点) LAP 20位(21番目)
函嶺洞門-大平台(7.0km地点)LAP 19位(20番目)
大平台-小涌園前(11.7km地点)LAP 19位(20番目)
小涌園前-芦之湯(15.8km地点)LAP 14位(15番目)
芦之湯-元箱根(18.7km地点)LAP 16位(17番目)
元箱根-芦ノ湖ゴール(20.8km地点)LAP 10位(10番目)
冨永選手は区間1位とのタイム差は5分26秒と大きく引き離されてしまいましたが、持ちタイムを考えれば十分健闘したと言えるのではないでしょうか。元箱根から芦ノ湖のLAPは10位という素晴らしい走りだっただけに、序盤の入りがもう少し早いペースであればもっとよい結果になったかもしれません。
往路まとめ

記録 05:38:35 19位(20番目)
1位との差 +0:15:25
10位との差 +0:09:20
木村選手と髙瀬選手の欠場、キサイサ選手の調整不足により序盤から苦しい展開を強いられました。目標としていたシード権獲得には遠く及ばない結果ではありましたが、1区千代島選手と3区成島選手は区間10位との差が小さく健闘したと言えるのではないでしょうか。ただ一方で、5区の特殊区間克服は依然として課題のままです。
また、1区を除き、各区間序盤は抑えめのペースで入り後半上げる傾向が見受けられたのですが、これが良かったのかどうかは別途検証してみたいと思います。
各データは箱根駅伝公式ホームページならびに日本テレビ箱根駅伝ページに掲載されている情報をもとに作成しています。
Tweet